7月8日から9日にかけて
以前からご縁のある而今禾さんから依頼され紅茶作りをしました。
 
亀山市にあるこの耕作放棄地は人の背丈の倍以上の高さがあり台湾でよく行われているの野放(のほう)の茶畑を思いださせます。この茶畑でほんのわずかな量しか取れない新芽を手摘みして紅茶を作りました。
人の背丈の倍以上ある茶の木

 

萎凋棚(いちょうだな)で葉をしおらせ、翌日製造する

 

亀山市にある茶業研究室の製茶工場をお借りして四連の小型揉念機(じゅうねんき)を使用して紅茶にしました。アンティーク品のようなユーモラスな機械です。
たくさんは作れませんが少しずつ分けて作れるので実験的に作ることができます。

 

 

小型の揉念機(四連)

見ていると眠気を誘う動きと音

揉み始めのお茶の葉

揉念が進んだところ

 

できたお茶は翌日早速私の店でジコンカのオーナーとテイスティングしてみました。まだ熟成されていないのでどのように変化するか分かりませんが現時点でもまろやかで非常に味わい深かったですね。

できあがった紅茶

緑茶用の審査方法だが水色(すいしょく)等をチェック

 

この紅茶は昨年のように柑橘に詰めて乾燥させ小青柑(しょうせいかん)にします。

 

昨年、つくった小青柑

 

 

小青柑が完成したら関宿の而今禾(ジコンカ)さんを通じて販売される予定です。

 

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