今年もまたまた亀山高校でのお茶の入れ方教室をやりました。

 

亀山市茶業組合の初摘みに来ていただいているお礼もあって

行なっています。

 

総合生活科という食品を扱うプロになるかもしれない人たちに

向けての講義ですので

この生徒たちが将来にわたって活かせるような知識を

身につけてもらいたいと思いながら準備しました。

 

生徒たちの摘んだ新茶の美味しい入れ方を抗議した後

冷茶を三種類、時間いっぱい色々な淹れ方で

飲んでもらいました。

 

私としては新茶を急須で水出ししたのが

うまみが効いて一番おいしく感じましたね。


急須で淹れて氷で急冷するロックティーをつくっているところ

 

時代が変わってきたのか、今までだと冷茶の方が渋みが少なく

飲みやすいという傾向でしたが

温かい方が飲んだ感じがしていいとか

さらっと飲める水に近いお茶がいまいち好まれないとか

お茶の嗜好の原点回帰が感じられましたね。

 

どうせ飲むなら、がっつりお茶らしくということですかね。

喉をうるおすものから、より嗜好飲料としての位置づけられるものに

なったのかも知れません。

 

今回はパワポを使いわかりやすく丁寧にやりました。

さらっと見せるつもり用意した製茶機械の名前を真剣にメモしていました。

蒸機と粗揉機(そじゅうき)について真剣にメモする生徒さん達

 

授業時間いっぱいいっぱいまでの実習で

あれもこれもと欲張ったせいで調理室にあった器や器具をいろいろ使いましたが

生徒たちは手慣れた様子であっという間に片付けてくれました。

 


昨年に続き今回も使用した自作の冷茶のレシピ

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