今年も野登小学校の三年生を対象に手もみ茶体験を行いました。

9月に私の茶畑で手摘み茶体験をやってくれた子供たちです。

この行事はもう大人になった息子や娘たちが小学校にいた頃からの取り組みですので、もう十数年になります。

ここ何年かは手揉み茶亀山市茶業組合の事業として行い、三重県手もみ茶技術伝承保存会のメンバーにも手伝ってもらいながら続けています。

 

最初は何をやっていいのか分からず散漫な感じでしたが十数年がかりでだんだん形になってきたかなーとは思っています。

 

今年は初めてパワポを使ってみたり、手もみ茶をもむだけではなく、授業の中で初めて手もみ茶を飲んでみました。

 

急須で淹れた亀山茶は子供たちに美味しいと大変好評でした。

 

 

子供たちはワイワイとお茶を楽しんでいました。

 

以前は子供たちが勝手に二煎目だけでなく三煎目、四煎目、五煎目と勝手に飲んで騒いでいると「これが学級崩壊というものか」ニヤニヤと内心は頭を抱えていました。

 

最近は楽しんで飲んでいるならそれでもいいかという具合に意識がかわってきました。

 

子供たちはお茶を飲んではワイワイ、手もみをやってはワイワイと何をやっても楽しそうです。

 

生活へのプレッシャーがないからとも思いますが、自分も持っていたであろうそのマインドを取り戻したいと50代半ばにして思うのでありました笑い泣き

歌舞伎で言う「童の心」(わらべのこころ)を大切にしたいです。

子供たちにまた会えたのでうれしかったです。


敷き詰めた手もみ茶全体に氷をのせ、湯を少量注いだ氷出し

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