人の背丈よりも大きくなった耕作放棄地の茶畑

台湾で見た「野放(のほう)」の茶畑を彷彿とさせます。

良く伸びた茶の葉が摘みとれました。

 

白茶(はくちゃ)をつくりました。とはいっても5月中旬のことです。

すぐにでもブログに載せたかったですが、できたお茶が一定の評価がされるまでは人に言えないナーと思っていました。

 

一緒に台湾に行った仲間たち一緒にやりました。

 

白茶は蒸したり、揉んだりせずに、ただ置いておくか、天日に干すかしてつくるお茶です。究極の製造方法です。人の手を極力排した製法。

 

北斗の拳で言ったら無想転生、HUNTER×HUNTERで言ったら百式観音零の掌みたいなもんでしょ真顔

 

「こーれはむずかしいナー」と台湾視察旅行をしている時から思ったものです。

お茶というのはどのようにつくっても飲めるようにはなるものです。

蒸しも、揉みもしないのだから、味がめちゃ薄くなるということが予想されます。放置して萎調する方法を間違えれば、それこそ味も香りもないお茶になってしまいかねません

網の上に広げて萎調させているところ。

 

耕作放棄された茶畑を中心に6人で丸一日がかりで手摘みをして8キロ程度の生葉を摘み4日かけて、温度湿度の調整をしてみたり天日で干したり、最後に発酵を止める殺青(さっせい)、乾燥とやって出来上がりました。殺青では紅茶づくりの経験が、乾燥では緑茶づくりの経験が生きましたね。

 

今回の白茶づくりで威力を発揮したのがフェイスブックのメッセンジャーでつくり方のに疑問を持ったらメッセンジャーにアップしておくと視察旅行の時に通訳をしていただいた台湾在住のお茶の先生やその時に克明に記録をとっていてくれた仲間が答えをくれて、私はそれに従うだけでよかった面もあります。まさに「他力」によるお茶づくりでしたね。

 

台湾で茶葉研究所の先生に試飲していただき高い評価を受けたそうです。

ビギナーズラックと言うべきか初めての白茶づくりは予想外にうまくいきました。次回は、さらに良いものをつくれるのか、私の真価???が問われるところです(^^ゞ

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