なるほど!お彼岸の豆知識〜春のお彼岸編🌸〜
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春のお彼岸が近づいてきましたね☘️
今年の彼岸の入りは3月17日(日)、彼岸の明けは3月23日(土)です。
お彼岸に合わせて、お仏壇を綺麗にしたり、お墓参りに行く方も多いと思います。
しかし、そもそもお彼岸とは何なのでしょうか。
去年の秋のお彼岸の時と同じように、ちょっぴり詳しくご説明します💁🏼♀️
お彼岸は「彼岸会」(ひがんえ)とも言い、春は春分の日を挟んで前後3日間ずつ、秋は秋分の日を挟んで前後3日間ずつのそれぞれ1週間のことをいいます。
その週間の初日を「彼岸入り」、最終日を「彼岸明け」と呼び、春分の日、または秋分の日のことを「中日(ちゅうにち)」と呼びます。
今回のブログの冒頭で「今年の彼岸の入りは〜」と書いたように、お彼岸は毎年同じ日とは限りません☝️
春分の日と秋分の日の正確な日程は、国立天文台が作成する「暦象年表」に基づいて決定されるからです。
例えば、去年の春分の日は21日でしたが、今年から3年間は20日です😌
「彼岸」という言葉の意味ですが、この世の「向こう岸」を表しています️️🏝️
また、私たちが生きているこの世のことを「此岸(しがん)」と呼びます。
お彼岸は、私たちが今いる「此岸」から、仏の理想の世界であるこの世の向こう岸(浄土)に渡るために、それぞれの宗派の教えを守り修行に励む期間なのです💪
修行期間といっても現代では、中日やその前後に家族でお墓参りに出かけたり、お仏壇に懇ろにお参りすることが一般的です。
またお仏壇には、おはぎ(ぼた餅)をお供えすることが多いです😊
では、なぜお彼岸には、おはぎをお供えするのでしょうか。
お彼岸におはぎ(ぼた餅)をお供えする由来は、小豆の赤い色は魔除け、邪気を払うと言い伝えられていたこと、昔は砂糖が非常に貴重で、砂糖を使用した食べ物は大きな節目や大切な日に振る舞われていたことなどがあげられます。
また、「ぼた餅」と「おはぎ」。2つの名前がありますが、「ぼた餅」は「牡丹餅」、「おはぎ」は「御萩」と書きます。
それぞれ季節の花の名前が付いているのですね。つまり…
春のお彼岸→ぼた餅 秋のお彼岸→おはぎ となるのですね😊
形や大きさも、春の「ぼた餅」は牡丹の花のように大きく丸く、秋の「おはぎ」は萩の花のように小さく俵型と言われています。
さらにあんこも、「おはぎ」はこしあん、「ぼた餅」は粒あんという分け方だそうです。
理由は小豆の収穫時期にあります。
小豆は種まきが4月~6月、収穫が9月~11月が一般的。
秋のお彼岸は収穫したばかりの小豆で、皮まで柔らかく食べられるため粒あんとして使用し、春のお彼岸には小豆の皮が固くなってしまうため、こしあんとして使用したそうです。
まとめると…
●春のお彼岸→ぼた餅(牡丹餅)…大きく・丸い・こしあん
●秋のお彼岸→おはぎ(御萩)…小さく・俵型・粒あん
ということですね✍️
あくまで由来や歴史ですので、地域性などによって違いはあるかもしれません。
お彼岸についてよく知ることで、これまでのお彼岸とはまた違った心持ちでお参りできるかもしれませんね(-人-)
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