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だんだん暑い日も多くなり、そろそろお盆の時期が近づいてきましたね☀️

 

今回のブログでは「そもそもお盆ってなに?」というところから、「お盆って何をすればいいの?」というところまでお伝えします💁🏼‍♀️

 

◎お盆のいわれと期間

 

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、親孝行の大切さを説いたお経である「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」に由来するものです。

 

お釈迦様のお弟子さんの目蓮尊者が、ある時、亡き母が飢餓道に落ちてしまっていることを神通力で知りました。

 

その母を救いたいと思った目蓮尊者は、お釈迦様に相談に行きます。

 

お釈迦様は「多くの人々に施しをすると母親は助かる」とおっしゃったそうです。

 

その教えに従い、目蓮尊者は夏の修行期間の明ける7月15日に、多くの僧たちに飲食物を捧げて供養しました。

 

そのおかげで母親は極楽往生を遂げられたそうです。

 

それ以来、旧暦の7月15日はご先祖様に感謝を捧げ供養する日となったのです。

 

しかし、現在では8月15日を中心とした3〜4日間がお盆の期間であることが多いです。これは月遅れ盆と呼ばれています。

 

元々、旧歴の7月15日中心に行われていたお盆の行事ですが、明治時代に入り新暦が採用されると、新暦の7月15日は農家の人々の忙しい時期に重なってしまったのです。

 

そこで次第に8月15日に行う地域が増えていったそうです‍。

 

これは地域差があるため、当店のございます亀山市では、旧市街地を中心に7月盆の地域も多くあります⚠️

 

 

◎お盆の行事と慣習

 

では、お盆には何をすれば良いのでしょうか。

 

一般的に、お盆にはご先祖様が帰ってくると考えられています。(ただし、浄土真宗は霊魂が帰ってくるという考えではないです。)

 

そのため、ご先祖様が迷わず帰って来られるように、13日に苧殻や白樺の皮で「迎え火」を焚き、16日には極楽浄土に無事戻れるように、同じ方法で「送り火」を焚くことが全国的には多いようです‍😌

 

また、お盆の期間中には季節の野菜や果物を仏壇にお供えして、ご先祖様をお迎えすることも多いです。

 

なかでも有名なのは「精霊馬(しょうりょうま)」と呼ばれる「キュウリの馬とナスの牛」でしょう🍆

 

 

 

精霊馬については以前のブログで詳しくお伝えしていますので、下記のリンクをタップしてご覧ください。😌

 

キュウリとナスで作る精霊馬☆

 

しかし、こういった慣習は地域によって本当に様々で、まったく異なる場合もあります⚠️

 

詳しくは菩提寺様や地域の方々にご相談ください😌

 

 

また、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」といいます。

※地域によっては「新盆(にいぼん、あらぼん)」ともいいます。

 

初盆は通常のお盆の行事や慣習より、もっと地域性があります⚠️

 

亀山市周辺地域でも、台灯籠と呼ばれる石碑型の灯籠を飾ったり、家紋や戒名が書かれた提灯を吊ったり、非常に様々です💁🏼‍♀️

 

⇧亀山市の一部地域で初盆のお宅で飾る台灯籠⇧

 

 

亀山周辺地域で初盆を迎える方はお気軽に田中佛檀店までご相談ください✨

 

 

家族の幸せ、心にやすらぎ

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