仏事百科事典~お盆飾りの牛と馬(精霊馬)の意味って?~
こんにちは。田中佛檀店です (-人-) ☆
8月のお盆の時期が近づいてきました。
お盆の時期にナスの牛とキュウリの馬を作る風習は日本全国で知られていますよね!
古くから牛や馬は、私たち日本人の農耕生活の中で欠かせない動物でした。
盆棚に飾る牛や馬などは、そのようなかつての生活を反映したものであると言われており、お盆の時期には牛や馬を休ませて丈夫であるように祈った、とも言われています。
現在ではご先祖様の乗り物として解釈されるのが一般的で、盆棚の牛と馬はキュウリやナス、藁(わら)や苧殻(おがら)などで作られます。
江戸時代の文献に「七月十三日から十五日(旧暦のお盆。亀山市内でその名残が残っている地域もあります)まで、家々ではその先祖を祭り、そこには必ずナスの牛とキュウリの馬を飾る」と記したものもあり(藤森弘庵『春雨楼紙鈔』1851年)、この習慣は江戸時代にはすでに見ることができるそうです!
ナスはその形から牛、キュウリは馬と連想されてきましたが、実は地域によってナスが馬ということもあります。
お盆は地域によって本当に様々な風習があるので、それぞれの地域にあったやり方でご先祖さまをお迎えしましょう^ ^
当店には精霊馬のローソクもございます!
精霊馬ローソク ¥748(税込)
他にも、まこもや麻がら、たいまつなどお盆用品を揃えてお待ちしております!
家族の幸せ、心にやすらぎ
田中佛檀店
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