仏事百科事典~お彼岸のおはぎ?ぼた餅?~
こんにちは。田中佛檀店です(^^)
2月も終わりが近づき、3月が近づいています。3月には春のお彼岸がありますね。
お彼岸といえば、おはぎ(ぼた餅)をお供えしたり、召し上がったりする方も多いと思います。今回のブログでは、おはぎ(ぼた餅)について書いていきます。ちなみに、当店社長もおはぎが大好きです(笑)
お彼岸におはぎ(ぼた餅)をお供えする由来は、小豆の赤い色は魔除け、邪気を払うと言い伝えられていたこと、昔は砂糖が非常に貴重で、砂糖を使用した食べ物は大きな節目や大切な日に振る舞われていたことなどがあげられます。
また、「ぼた餅」と「おはぎ」。2つの名前がありますが、「ぼた餅」は「牡丹餅」、「おはぎ」は「御萩」と書きます。それぞれ季節の花の名前が付いているのですね。つまり…
春のお彼岸→ぼた餅
秋のお彼岸→おはぎ
となるのですね。
形や大きさも、春の「ぼた餅」は牡丹の花のように大きく丸く、秋の「おはぎ」は萩の花のように小さく俵型と言われています。
さらにあんこも、「おはぎ」はこしあん、「ぼた餅」は粒あんという分け方だそうです。理由は小豆の収穫時期にあります。
小豆は種まきが4月~6月、収穫が9月~11月が一般的。秋のお彼岸は収穫したばかりの小豆で、皮まで柔らかく食べられるため粒あんとして使用し、春のお彼岸には小豆の皮が固くなってしまうため、こしあんとして使用したそうです。
まとめると…
●春のお彼岸→ぼた餅(牡丹餅)…大きく・丸い・こしあん
●秋のお彼岸→おはぎ(御萩)…小さく・俵型・粒あん
ということですねσ(゚・゚*)
あくまで由来や歴史ですので、現在は「おはぎ」のほうが一般的ですかね。
由来や歴史を知ると、また違った心持ちでお供えやお参りができるのではないでしょうか(-人-)
(参照) https://kinisuru.com/ohigan-ohagi-9398
当店には、おはぎのキャンドルもございます。春らしいさくら餅キャンドルや桜茶キャンドルも合わせてどうぞ(^-^*)
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