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深川屋には江戸時代から明治にかけてのお干菓子の菓子型が200以上も残っています。深川屋は銘菓関の戸だけしか作っていないはずと思われていますが 江戸時代は色々な和菓子を販売していました。お砂糖が高級品だった当時 その中でも最高級の和三盆糖を使う関の戸はとても高価な和菓子だったため誰もが気軽に買い求めることはできませんでした。しかし御所やお殿様への茶菓子だけでは商売は成り立ちません。古いレシピを書いた「菓子仕法控」には数十種類の和菓子の作り方が記されています。干菓子は慶事や仏事の席に欠かせない和菓子として町の和菓子屋はいつでも注文を受ける準備をしていました。木製の菓子型にお砂糖を押し固め作る干菓子は四季折々のモチーフを使い食紅で丁寧に色付けをするとても鮮やかな和菓子でした。手彫りで作る菓子型職人の数は今では少なくなり 現在も干菓子を作る菓子屋は昔ながらの菓子型を丁寧に使い続けているのです。

銘菓 関の戸  15個入り   850円~

519-1112
三重県亀山市関町中町387

0595-96-0008

9時~18時 出来上がりから売り切れまで

毎週木曜日定休

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