No. 24 月舟宗胡
深川屋の店内 西の壁に掲げてある「関」という書は江戸時代初期 月舟という曹洞宗の僧が書いたものです。
月舟は元和 4年4月5日(1618)肥前 今の佐賀県に生まれ 12歳で仏門に入りました。金沢市大乗寺 愛知県長円寺 大阪府宅原寺 など禅の教えを説いて全国を歩いた僧侶です。当時 混沌としていた教えを原点に返りもう一度結束させ その真面目な人柄に説かれると 人々は争い事をやめたと言われています。
月舟の書には 不思議な力があるそうです。一説には 持ち主を天狗が守ってくれるとか 神が宿り幸せへと導いてくれるとか。仏に神?と思うのですが 長年の商いが続いているのも お客様とこの書に守られているのかもしれません。
この「関」は関宿の関ではありません。お茶席の掛け軸でカンと読むのですが たまたま同じ地名のためセキと間違えられます。「関違い」です。
銘菓 関の戸 15個入り 850円~
519-1112
三重県亀山市関町中町387
0595-96-0008
9時~18時 出来上がりから売り切れまで
毎週木曜日定休