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深川屋の店内 西の壁に掲げてある「関」という書は江戸時代初期 月舟という曹洞宗の僧が書いたものです。
月舟は元和 4年4月5日(1618)肥前 今の佐賀県に生まれ 12歳で仏門に入りました。金沢市大乗寺 愛知県長円寺 大阪府宅原寺 など禅の教えを説いて全国を歩いた僧侶です。当時 混沌としていた教えを原点に返りもう一度結束させ   その真面目な人柄に説かれると 人々は争い事をやめたと言われています。

月舟の書には 不思議な力があるそうです。一説には 持ち主を天狗が守ってくれるとか 神が宿り幸せへと導いてくれるとか。仏に神?と思うのですが  長年の商いが続いているのも お客様とこの書に守られているのかもしれません。
この「関」は関宿の関ではありません。お茶席の掛け軸でカンと読むのですが たまたま同じ地名のためセキと間違えられます。「関違い」です。

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銘菓 関の戸  15個入り   850円~

519-1112
三重県亀山市関町中町387

0595-96-0008

9時~18時 出来上がりから売り切れまで

毎週木曜日定休

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