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先週末1月25日26日に亀山大市(かめやまおおいち)が

 

行われました。

 

亀山大市は江戸時代宝暦年間から

 

130年以上続く行事とされています。

 

商店街に露店が数多く出店し亀山では

 

一番賑やかな行事となります。

 

市川大楽園製茶は「亀の市」(かめのいち)という

 

農産物直売団体のブースで大市の中でも

 

一番端の方になりますが、毎年出店しています。

 

 

2019年、昨年は大雪で亀山大市らしい天気でした。

 

今年は雪もなく二日目の日曜日は

 

朝から雨が予想されていました。

 

やはり(私以外の誰かの)普段の行いが良かったのか

 

夜には少々降った雨も早朝には上がっていました。

 

昼頃には暖かくなり過ごしやすい大市でしたね。

2020年 今年の亀山大市の会場 天気に恵まれました。

 

2019年の設営前の亀山大市の会場 雪かきが必要だった。

 

    お客さんが切れるとさびしい「亀の市」のブース

 

 

 

 

亀山市の農作物直売団体の始まりともいえる「亀の市」は

 

もう15年以上亀山大市に出店しています。

 

以前は元気で威勢よく販売していたメンバーも

 

高齢により出店できなくなった人や

 

50代、60代でも病気で亡くなった人もいます。

 

また新しい人が入って、メンバーが入れ替わっても

 

和気あいあいとやっています。

 

 

気のいい先輩農家だったのに亡くなって寂しいなと思っていたら

 

新しくまた気さくに話してくれる年上の農家の方が入ってきて

 

機動戦士ガンダムでリュウさんが戦死した後に

 

スレッガー中尉がホワイトベースに来たような・・・

 

少々不謹慎かもしれませんが

 

そんな風に感じてしまいます。

 

 

 

それと。

 

 

今年もまた亀山大市を賑やかせている

 

チンドン富都路(ととろ)さんと

 

セッション?をしました。

 

その派手なカッコで今や亀山大市の象徴とも呼べる

 

チンドン富都路さんとからんで

 

しかも好きにやらせていただいているので

 

非常にありがたいことと思っております。

 

来場のお客様からの冷ややかな視線は痛いですがあせる

 

 

 

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亀山市辺法寺町内にある在来紅茶の茶畑でも而今禾さんの発酵茶作りをしています。

動画で話したように元々は私どもが、その茶畑を借りて栽培していたのですが

機械も入りにくいところにあり一度は栽培をあきらめて荒れた畑になっていました。

 

而今禾さんが農薬を使っていない耕作放棄された在来紅茶に興味を持ち2年間で3回ほど手摘みをしました。

昨年の手摘みの様子。日本国内とは思えない。

 

私は茶農家だけに、そんな荒れた茶園に入るのに心理的に耐えられず

 

午前中で用事があるからと帰ったぐらいでした。

 

(漁師さんが海に落ちると、あきらめてしまって命を落とすと聞いたことがありますが

その心理に似てますかね??)

 

他のメンバーは心理的な抵抗がなかったのか

 

1日かけて頑張って手摘みをしていたのを覚えています。

 

昨年から本格的に整備をして栽培をしようやろうということで

無農薬栽培をやろうということで機械を入れて刈り落としました。

手前の梅の枝も切って機械が入るようにした。

 

日光が良く当たるようになったので

除草作業に手が回らないうちに つる草が伸びて茶畑が覆われてしまいていました。

一ヶ月後の茶畑、伸びているのはお茶の葉かつる草か?

両方伸びてきていました。

 

夏場ずっとつる草におおわれて秋も深まってから而今禾オーナさんと

何人かの方がつる草をとってくれました。

今年は暖かかったせいか秋からでも葉を伸ばしましていましたね。

昔からの茶畑ですので挿し木の苗ではなく実生(みしょう)と言って

種から育てたものと思われます。

太い根が良く張っているようなので茶畑に力があるのでしょう。

 

 

動画の中で「つた」と言っていますが「つる草」のことです

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昨年は自分の茶畑の作業に忙しく

 

而今禾さんの発酵茶作りの茶畑の整備を

 

やりきるだけの時間が取れませんでした。

 

そのため新年早々に

 

オーナーの恭子さんが自分の妹とその息子と3人で

 

安坂山町の耕作放棄地の刈り落としをしてくれました。

 

今までは背丈以上にある耕作放棄地なので

 

見た目が面白いので

 

それを残したらどうかと思っていました。

昨年7月の手摘みの様子、絵にはなるが収量は少なかった。

 

しかしながら、そのままでは量がとれません。

 

ワシワシと茂っているように見えますが外に面したところだけで

 

日の当たらない中は全く葉がありません。

 

また高すぎて脚立にのっても手が届かないので

 

ほんとに少ししか収穫できませんでした。

 

 

ここは標高が高いこともあって香りの良いお茶が取れるので

 

やはりここである程度量も取りたいということもあり

 

低く抑える方針に変えました。

まずは茶畑の半分を刈り落としてありました。

フェイスブック上の作業写真を見る限りチェーンソーなどは

 

使わずノコギリを使った手作業でやっていたようなので

 

大変だったと思います。3人は農作業や山の仕事は

 

したことないと思いますが

 

素人の技とは思えぬほど

 

すっぱりと綺麗に切って切ってありました。

 

切断面もスッパリと切られていた。

 

残りの茶畑もこの高さにする予定です。

耕作放棄地から普通の茶畑に戻すのは

 

私もやったことがないので

 

今後普通の茶畑に仕立てていくのか手探りではあります。

 

とりあえず一番茶と二番茶はこの高さで手摘みをして

 

その後もうちょっと深く切るということで

 

いいのかなと思っています。

 

 

私の現地レポートです。

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一昨日、年が変わって新年になって初めて茶畑に行ってみました.

昨年秋に 一生懸命お茶を刈って

 

秋の刈りならしをして、肥料も置いて

それらの管理がうまくいったのだろうかと思いながら見ていました。

このブログには書けませんでしたが

昨年は数年以上、茶畑の仕事を手伝っていたもらっていた

 

母の妹、叔母が血管の病気で手術の甲斐なく亡くなりました。

 

八月のお盆も過ぎた頃でした。

 

亡くなる二週間前まで仕事に来てもらっていただけに

 

ショックが大きかったです。

 

 

叔母は私に会うたびに、

 

「無理すんなよー、身体こわしたら何にもならんぞー」

 

と声をかけてくれていました。

 

冬はたい肥を置いてもらったり、落ち葉をとってもらったり

5月の忙しい時期に飛んできた風船を

柱にくくって和ませてくれた叔母。

叔母がなくなる直前まで

 

草取りなど茶畑の仕事をやっていただいていたので

人手が回らず雑草を伸ばしてしまった茶畑もありました。

そこから一生懸命草をとりました。

雑草を伸ばしてしまった茶畑。娘も手伝って草取りに追われた

秋になったらようやく草とりが追いついて

 

秋の番茶を刈ることができました。

 

 

ほぼ毎日茶畑の仕事を手伝ってくれていた叔母が亡くなり

これからは茶畑の仕事も一人でやっていかなければなりません。

私どもの茶畑は県道から少し入っただけなのに

人目につかない奥まったところにありますので

大自然に近いところで仕事をしている感じです。

青空や夕焼けが本当にきれいです。

 

 

こんな美しい場所で仕事ができて幸せだなぁ

と思いながら一人で仕事をしていくしかないのかなー

 

と思っています。

 

 

「叔母さん、天国でうちのお茶畑見ていて下さい。」

 


青空の広がる夏の茶畑

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亀山市の川合町に「学ん家」(がくんち)という

 

今年オープンしたラーメン屋さんがあります。

オープン前に店主が私のお店を訪ねてくれました。

「亀山といえばお茶だろう」ということで

お茶を使ったラーメンを作りたいということでした。

お茶のサンプルを色々持って行っていただいた中で

試験的につくってみた、ほうじ茶を粉末加工にしたものがありました。

それをスープに使った、「お茶ーめん」と言うラーメンがあります。

 

以前に一度、家族で食べにいきましたが

もう一度じっくりと味わってみようと

私一人で食べに行って行きました。二回目です。

注文したのは前回と同じく、お茶ーめんと唐揚げです。
 

 

これが「お茶ーめん」もちろん普通のラーメンもあります。

なんでもないラーメンのようにも思えますがお茶のトッピングもあり、しっかりとお茶使ってるなーという感じがあります。

安物の抹茶アイスのような、目をつぶって食べたらバニラと区別がつかないようなものではありません。

 

お茶を使った料理はよくありますがこれだけお茶を全面に出したラーメンも他にないと思いました。

 


普通の唐揚げに見えるけどジューシーでおいしいです。

前回は揚げたての唐揚げを熱々のうちに食べなきゃなと思って頬張ったら熱すぎたので、ラーメンを食べてから食べました。

私も50半ばになり脂っこいものや、味の濃すぎるものは苦手になりましたが、唐揚げだけでもすんなり食べられました。しかもジューシーでおいしかったです。

私の息子も唐揚げが好きなので帰省したときには連れてきてやりたいなと思いました。

 

店主は伊原剛志似のいいアニキといった感じですね。

 

(年下ですが)

そのせいか

カウンターだけの10席ほどしかない小さな店ですが

お客さんどうしでも声をかけ合うような

 

いいムードが流れていましたね。


お客さんが多く後ろ姿だけしか撮れませんでした。

お茶がつないだ縁ですので

 

これからもたまに食べに行きたいですねウインク

外観です。

高いところにあります。

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アンジェロたちの後でウーフという農業体験で来たのがにスウェーデン人のヤンナという女の子でした。

ヤンナは19歳と若かったですが170cm 以上ある体躯を生かして力仕事でも頑張ってくれました。

 

植え付け作業、頑張ってくれました。

作業の合間に休憩しているところ

 

休みの日には娘と一緒に関宿を訪ね

散策をして楽しみました。

 

関宿の町屋の前にて

関宿にあった顔ハメ。今もあったような・・・

 

今、小青柑づくりを一緒にやっている而今禾(じこんか)さんのカフェに行ってゆっくりしました。

 

街並み保存をしているから当たり前かもしれませんが関宿の町並みは今もほとんど変わっていないのが素晴らしいですね。

 

ヤンナは北欧出身だからという

わけでもないのでしょうが、立派な体格で力仕事も男性並みで

20キロの肥料袋も難なく運んでいましたね。

 

写真を見返すと妖精のような美少女ですねー。

 

3月の忙しい時期だったのでアンジェロたちほどあちこち連れていけなかったので、ちょっと申し訳なく思っています。

 

 


10年前、而今禾のカフェにて

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前回取り上げた関宿ですが11月に外国からの友人が来た時にも訪ねました。

アメリカの友人アンジェロはウーフという農業体験のような制度で

10年以上前に私のところで1ケ月以上仕事を手伝ってくれました。

仕事の合間には、あちこちの温泉に連れていったり

地元の小学校でアメリカでの生活を話したりしました。

それから家族ぐるみの交流を続けて2年ぶりに我が家を訪ねてくれたのです。

10年以上前、小学校でアメリカでの生活を話すアンジェロ

と彼の弟のテイラー、2人で旅行をしていた。

当時は20歳の若者だった彼も30を越え、

今はワシントンDCで大学向けの映像制作をしています。
今回はタイでの取材の前に日本に立ち寄ってくれました。

関宿に行ってみると公共の施設が前よりも増えているような気がしましたね。

東追分の鳥居、伊勢神宮内宮の鳥居を移設したものです。

 

夕暮れの山並みと関宿を一望しました。

和菓子甘味の食べ歩きをしましてしました。
「志ら玉」というあんこ餅や「関の戸」では、ちょうど店主の服部さんも見えて流暢な英語でアンジェロと話していました。その時に「せきみせ きちえもん」の話も聞いたのでした。

その後、紅茶専門店「アールグレイ」にも行きました。

そこでは記念写真まで撮ってくれました。

 

夜はとっぷり暮れてくれましたが会津屋というお食事処を格子戸から覗くと

まだ私の知り合いの女性店主がきびきびと働いているのが見えました。

コーヒーでも飲んで行こうと思いましたが

ここまでの食べ歩きでお腹がタプタプになっていたので

残念ですが見送りました。

とっぷり暮れてから町並み保存のためか街灯もほとんどない

関宿の街道を歩きながら心は江戸時代にタイムスリップしていましたね。

 

京都を離れた幕府の要人に尊攘派の暗殺者が路地から・・・

などという妄想をしながらアンジェロとナイトウォークを楽しみました。


紅茶専門店「アールグレイ」での一コマ

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昨日は亀山市にある関宿の銘菓「関の戸」で有名な深川屋さんに頼まれた作業をしました。

関宿に12月15日にオープン予定の「せきみせ きちえもん」前に
お茶の苗で生け垣を造りました。伊勢茶の生け垣です!!
 

関宿の地蔵院の前の一番目立つところにあります。

店内はまだ準備中でした

私がお茶農家のつてをあたって80 cm にもなる大きなポット苗を探して植えました。
関の地蔵院の前という目立つところでの植木屋デビューとなりました!?

この関宿でも目立つところを私がですか?!

少なくともまっすぐ植えなければ・・

手早くきれいに仕上げたいという一心でやりました。
寒風吹きすさぶ中集中してやりました。

観賞用によく育ったやぶきた種のポット苗

風の強い日で補強が必要だろうと思っていたら

今のところちゃんと立っていました。

店の周りを見て回る深川屋の主人

中日新聞の取材を受ける深川屋の奥様

 

このお店は関宿の新名所になることは間違いないと思います。
公共の駐車場も近く来やすいです。

文化庁も絡んだ文化的な建物を使用しています。
地元関宿の物産と三重県の店主が自らの人脈で集めた

三重県の物産が一堂に集められているとのことです。

市川大楽園製茶のお茶もそれらの品に交じって少しばかり

置かせていただく予定です。

私も外国の友人が来ると必ず関宿に連れてきます。
家から車で10分と簡単に来れて風情があるし

食べ歩きもできて
知り合いも多いので
私にとってはリラックスできるいい場所ですニコニコ

 

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10月10日にみずほ台幼稚園の年長児19人が私のお店の前の茶畑でお茶の手摘み茶の体験をしました。

 

亀山市茶業組合の事業の一環で行いました。

 

幼稚園の子供たちを対象にするのは私にとって初めてのことでした。

うまく伝わるのかと不安な面もありましたが、みんな元気いっぱいで、かわいらしかったですね。

 

子供たちは虫も気にもせず茶畑に入っていきました。

子供たちの背たけほどもある畑から摘んでいます。

 

難しいことは言わずに

まずは秋の番茶の手摘みを

してもらいました。

 

秋の番茶らしく葉全体が深緑色になってきていたので先のほうの黄緑色の柔らかい芽を摘むように言いました。

 

秋の番茶は深緑で硬い葉も摘むのだけれど、電子レンジでお茶づくりをしようと思うと柔らかいほうがうまくお茶になりそうだったからです。

 

9月に小学生が来た時のようにその場で摘んだお茶の葉を使って電子レンジでお茶にしました。

 

慣れたせいもあって

今回のほうがうまくできたように思いましたウインク

コツは早く乾かそうと焦らずにじっくりとやることです。

 

園児たちは目の前でできたお茶に興味津々でした。

 

みんなが素手でお茶を持って鼻に近づけて香りをかいでいました。

 

自分で摘んだお茶の葉をレジ袋に入れて持って帰ってもらったけど、飲めるお茶になったかなぁ。

 

 

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これも9月中のことですが、店舗と自宅の前の庭の樫の木が伸び放題になっていたのでおそらく2年ぶりにチェーンソーで枝を払いました。

風通しもよくなり、出入りする車も見られやすくなり安全になったと思います。

 

2日またいだ作業をスマホで撮影してみました。

(音ははじめと終わりにしかありません。)

 

秋晴れのいい日でした。

 

伸びすぎた上のほうも刈りたいと思っています。

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