カテゴリー[日本茶インストラクター]

本当に長い梅雨も明けてきましたので

 

いよいよ夏らしい夏がやってくると思われます。

 

そこで前回に続きまして冷茶の淹れ方第2弾をご紹介したいと思います。

 

急須を使った水出しのお茶で渋みを抑えた高級な味が楽しめます。

 

亀山市の納涼大会の亀山市茶業組合という生産者の団体のブースでも

 

8年以上この方法で冷茶を淹れています。お茶と水とを用意して

 

現地で淹れるので事前の用意がいらず、鮮度のある緑茶が楽しめますので

 

夏のイベント等で冷茶のふるまいを予定している方にもおすすめの方法です。

 

 

冷茶のつくり方 その2~

 

 

急須と「煎茶 大楽園」もしくは

「特上煎茶」を使います。

 

 

水出し冷茶が簡単に作れます。

お茶をいつもの倍の量入れます。

(小さじ4杯ぐらい)

 

市川大楽園製茶のお茶で紹介しましたが

 

どのようなお茶でも結構ですが

 

高級なお茶のほうがうまみが出やすいので向いています。

 

冷水を注ぎます。

 

4分程度待ち

注ぐ前に急須を回します。

 

ティーバッグで淹れる時のように振るか、かき混ぜるか

するのが肝心です。

 

注ぎます。

 

 

 

渋くならずに飲みやすく、二煎目もおいしく飲めます。

水は浄水や湯ざまし等お好みのもので

結構です。

 

 

 

2017年の亀山市 納涼大会での水出し冷茶のふるまいの記事

https://ameblo.jp/chou-ryou/entry-12300306576.html?frm=theme

 

2018年の亀山市 納涼大会での水出し冷茶のふるまいの記事

 

https://ameblo.jp/chou-ryou/entry-12398886127.html

 

 

 

※一枚目の写真の煎茶 大楽園が以前のパッケージになっています。

 

現在はこのような金色のパッケージです。

 

 

 

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昨日は果菜彩 稲生店にてお茶の試飲販売会を行いました。

果菜彩稲生店は空調の関係か

ものすごく冷えていて急須で淹れた温かいお茶がちょうどいいぐらいでしたので

冷茶の出番はありませんでしたが

夏になると冷たい水出し茶を試飲していただきますので

そのつくり方を紹介したいと思います。

 

冷茶のつくりかた その1

 

ペットボトルの水と「やぶきた粉茶ティーバッグ」を使います。

水出し冷茶が簡単に作れます。

 

冷えたペットボトルの水2ℓに対して

「やぶきた粉茶ティーバッグ」を2~3個入れます。

私どものティーバッグでつくり方を紹介しますが

お手元にある緑茶のティーバッグでもできます。

それぞれ細かさ等で淹れやすさは違うと思います

浸出時間や振ったりかき混ぜたりすることで調整してください。

冷蔵庫で冷やしながら2~3時間以上置きます。

 

冷やし続けることが大切です。持ち出す場合はあらかじめ冷蔵庫でペットボトルごと凍らせておき

溶けたのを飲んでいくとよいでしょう。

ティーバッグを入れて、すぐに振るだけでも緑色になりすっきりと飲めます。

その場合はまだ味が出てないので緑色の冷水のような味ですが

その方がすっきりと飲みやすいという方もみえると思いますので

そのあたりはお好みで結構です。

飲む前に軽く振れば緑色になります。

振るのがしんどい方はかき混ぜていただいても結構です。

水出しはお湯に比べて出にくいので振るか混ぜるかするようにしてください。

 

お好みの濃さになったら出来上がりです。

 

濃くなるのを避けたい場合は、ティーバッグを取り出すか

 

できたお茶を別の容器に移しかえてもいいと思います。

 

冷蔵庫ぐらいの温度で冷やし続けるようにします。

 

そうすることによって鮮やかなスッキリとした味と緑色が保たれます。

 

使用する水は浄水や湯ざまし等、冷水として飲めるものなら何でもかまわないと思います。

 

果菜彩 稲生店で試飲販売をする私
自分が思うより日に焼けているように見えるけどライトの加減だと思います。
 
上記のやり方が一番簡単だと思います。
500mlのペットボトルや
水筒などですとティーバッグ1個で良いでしょう。
他にも冷茶をつくる方法はありますので
また紹介していきたいと思います。
 
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今年もまたまた亀山高校でのお茶の入れ方教室をやりました。

 

亀山市茶業組合の初摘みに来ていただいているお礼もあって

行なっています。

 

総合生活科という食品を扱うプロになるかもしれない人たちに

向けての講義ですので

この生徒たちが将来にわたって活かせるような知識を

身につけてもらいたいと思いながら準備しました。

 

生徒たちの摘んだ新茶の美味しい入れ方を抗議した後

冷茶を三種類、時間いっぱい色々な淹れ方で

飲んでもらいました。

 

私としては新茶を急須で水出ししたのが

うまみが効いて一番おいしく感じましたね。


急須で淹れて氷で急冷するロックティーをつくっているところ

 

時代が変わってきたのか、今までだと冷茶の方が渋みが少なく

飲みやすいという傾向でしたが

温かい方が飲んだ感じがしていいとか

さらっと飲める水に近いお茶がいまいち好まれないとか

お茶の嗜好の原点回帰が感じられましたね。

 

どうせ飲むなら、がっつりお茶らしくということですかね。

喉をうるおすものから、より嗜好飲料としての位置づけられるものに

なったのかも知れません。

 

今回はパワポを使いわかりやすく丁寧にやりました。

さらっと見せるつもり用意した製茶機械の名前を真剣にメモしていました。

蒸機と粗揉機(そじゅうき)について真剣にメモする生徒さん達

 

授業時間いっぱいいっぱいまでの実習で

あれもこれもと欲張ったせいで調理室にあった器や器具をいろいろ使いましたが

生徒たちは手慣れた様子であっという間に片付けてくれました。

 


昨年に続き今回も使用した自作の冷茶のレシピ

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今年も野登小学校の三年生を対象に手もみ茶体験を行いました。

9月に私の茶畑で手摘み茶体験をやってくれた子供たちです。

この行事はもう大人になった息子や娘たちが小学校にいた頃からの取り組みですので、もう十数年になります。

ここ何年かは手揉み茶亀山市茶業組合の事業として行い、三重県手もみ茶技術伝承保存会のメンバーにも手伝ってもらいながら続けています。

 

最初は何をやっていいのか分からず散漫な感じでしたが十数年がかりでだんだん形になってきたかなーとは思っています。

 

今年は初めてパワポを使ってみたり、手もみ茶をもむだけではなく、授業の中で初めて手もみ茶を飲んでみました。

 

急須で淹れた亀山茶は子供たちに美味しいと大変好評でした。

 

 

子供たちはワイワイとお茶を楽しんでいました。

 

以前は子供たちが勝手に二煎目だけでなく三煎目、四煎目、五煎目と勝手に飲んで騒いでいると「これが学級崩壊というものか」ニヤニヤと内心は頭を抱えていました。

 

最近は楽しんで飲んでいるならそれでもいいかという具合に意識がかわってきました。

 

子供たちはお茶を飲んではワイワイ、手もみをやってはワイワイと何をやっても楽しそうです。

 

生活へのプレッシャーがないからとも思いますが、自分も持っていたであろうそのマインドを取り戻したいと50代半ばにして思うのでありました笑い泣き

歌舞伎で言う「童の心」(わらべのこころ)を大切にしたいです。

子供たちにまた会えたのでうれしかったです。


敷き詰めた手もみ茶全体に氷をのせ、湯を少量注いだ氷出し

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晴れればさわやかな空気の中、刈りとり作業も順調でした。

10月末頃の10月24日にやっと秋番茶の刈り取りが終わりました。

一日お茶刈りをして工場にためておいて次の日に製造するようにしました。

アルバイトの方を頼んで刈り取りのない日は茶畑のスソ刈りをしたり

肥料をおいたりしてお茶刈りと同時並行にやりました。

仕事が一気に片付いてよかったですが、

睡眠時間を確保するのがやっとの一ヶ月間でしたね。

自分では「サンドイッチ方式」と呼んでいました。

しかも週末ごとにお茶関係のイベントに参加することになり

「トリプルサンドイッチ方式」になってしまいました。

13日、14日には常滑焼まつりでのお茶の淹れ方教室

21日は亀山青空お茶まつりでした。(20日は準備)

27日、28日は毎年恒例の、のうきょうまつりに出店しました。

 

準備から入れて一か月以上で長く感じました昨年は10月末は

毎日毎日雨にただ雨が降りましたが今年は適当に

雨ももらい順調にでき秋のいい風景の中作業ができましたね。

 

今回は工場に泊まり込むこともなく、無理なく製茶できました。

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9月18日にお茶の淹れ方教室をやりました。亀山市茶業組合の事業で亀山市役所の「出前トーク」事業でもありました。阿野田町亀山市東部コミュニティで30人程度の人が集まりました。

珍しくレジュメ等をしっかり用意して言ったので

よどみなくできました。

日本茶インストラクターになってから20年やっとぶっつけ本番の出たとこ勝負で声を張り上げるだけではない、受講者のあまりの静けさに顔から汗の流れないインストラクションができました。

まさにスタートラインに立ったような気持ちです。

今回はお茶と健康について話ししてほしいということでしたので公益財団法人世界緑茶協会のO-CHANETというホームページにエビデンスの示されて良くまとまった「最近の緑茶の効能研究成果 成分別」という一覧表があるのでこれを元に話をさせていただきました。

 

見れば見るほど効能がてんこ盛りで健康にこだわるなら最初に取り組み最後に来るのは、やはりお茶なんだなと改めて思いました。

 

私ももっとお茶の超大量摂取しなければなと思いましたね。

また「カテキン」「テアニン」やってますね。内容は目新しさはありません。

 

その淹れ方教室でも一日5杯は飲んでくださいと言いましたが1日2杯以上飲むと認知症予防に効果があると言う東北大学の栗山進一教授の調査もありますので習慣づけが大事だなと思いますお茶

 

最近、亀山の日本茶インストラクター仲間で流行っている放射温度計です。お湯の温度というよりも器の温度を測るので多少の誤差はありますが、手早く温度が測れるので重宝しています。

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9月1日土曜日「みどりのだいちにて、お茶の試飲販売会を行います。

開店時の9時30分から2時ぐらいまでは行う予定です。

お茶の詰め放題も行います。お茶の詰め放題は約380g 以上入って税込1080円と非常にお得です。

このお茶は一番茶ばかり使っていますので、渋さの中にも、まろやかな味が感じられるのが特徴です。

日常にたくさん飲んでいただけるお茶として最適だと思います。当日は私がめいっぱい詰めますので

さらにお得になります。

 

またまだまだ残暑厳しい季節ですので、私どものやぶきた粉茶のティーパックで作った冷茶もふるまいます。お茶を飲んでいただくだけでも結構ですので是非来てください。

 

「みどりのだいち」では久しぶりの開催になります。

店内の広いみどりのだいちではお茶を配らせていただいておりますので、

ご来店の皆様にお茶を飲んでいただけることになるでしょう。

ハリオのボトルに入れた冷茶は緑色が鮮やかです。

 

 

やぶきた粉茶ティーバッグ

冷茶の水出しも温かいお茶でもおいしく飲んでいただけます。

選び抜いた一番茶の粉を使用した使い勝手の良いティーバッグです。

20個入り 税込600円です。

 

9月8日(土曜日)には果菜彩鈴鹿店でお茶の試飲販売いたします。

その頃には残暑もゆるみ、さらにお茶の美味しい季節になっていると期待しています。

 

店主 市川泰三(いちかわたいぞう)

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夏の暑さもようやく一段落しました。

水ではなく冷茶を飲んでもいいかなという気候になったと思われます。

そこでちょっと前になりますが8月4日の亀山市納涼大会での

亀山市茶業組合の冷茶のふるまいの模様を紹介したいと思います。

昨年も冷茶の入れ方を写真付きで紹介しましたが今年はその復習ということで

ざっくりと流れだけですウインク

 

今回は一度にたくさん冷茶を入れられるように大きな急須を使いました。亀山市納涼大会k

 

 

まず急須に普段の倍を目安にお茶を入れます。

 

ポットにロックアイスと水を入れてつくった冷水を注ぎます。

 

 

一煎目は四分間待ってから淹れます。

途中でスプーンで適当にかき混ぜます。

 

 

時間になったらさらにスプーンでかき混ぜてピッチャーに注ぎます。

 

 

二煎目も冷水を注ぎ今度は2分待ちます。途中適当にかき混ぜます。

 

そして一煎目と二煎目を同じピッチャーに注いだら出来上がり。

一煎目と二煎目を合わせることにより

うまみとわずかな渋みのバランスの取れた味になります。

 

 

慣れてきたので二刀流で注いでいますてへぺろ

 

無料のふるまいとはいうものの年々美味しい冷茶で喉を潤すのを

楽しみにしている人が増えているように感じました。

適当に入れているように見えますが日本茶インストラクターの私も含め

日本茶インストラクター3人による贅沢なお茶のふるまいです。

今年も100 g あたり1000円以上の高級なお茶を使って淹れました。

この冷茶の淹れ方は高級なお茶をたくさん使いますが

ご家庭に余っている高級なお茶を使い切ることができますし

雑味のないすっきりとした味にになりますので夏はおススメです。

納涼大会での冷茶のふるまいは来年も続けていきたいと思っています。

 

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8月7日には亀山市茶業組合の取り組みとして,
また亀山市の行う「出前トーク」として
お茶の淹れ方教室をやりました。
私が講師を務めました。

 

8月は団体の集まりが多くるようで

お茶の淹れ方教室を頼まれることが多いです

亀山市の退職者の方々の団体で行いました。 .
総会の時に毎年配られるお茶をおいしく飲みたいという
御希望でしたのでいかにお茶を美味しく飲むかということに
特化した淹れ方教室を行いました。

「お茶の淹れ方は料理と同じと考えてレシピ通りに淹れれば

同じように淹れることができます」と言って淹れ方教室を始めました。

このようなプリントをを配りました。

 


パンフレットなどに載っているお茶の入れ方はお湯の量などの数値が曖昧だったり

読んだものによって数値が違ったりすることが多いので私が基準を決め

それをもとに淹れていただくことにしました。

この四つの要素を意識して淹れればお茶を自分好みに美味しく淹れることができます。

今回は特にお湯の温度70℃というのにこだわってお湯の温度が

70℃の時の湯呑を持った時の温度は、思ったより熱いということを

体感してもらうために放射温度計で測った70℃の温度のお湯を

入れた湯呑を触ってもらいました。


もちろんどんなお茶でもこの基準でいいというわけではありませんが

お茶の種類が変わったり、好みと違う味になった場合は

この数値を変えていけば良いのです。

「いつも温度計で測ったりするのはカッコ良くはないかも知れませんが

一度は測って体感して覚えておくと良いと思います。」

と言って淹れ方教室を終えました。


この日は冷茶のつくり方はやりませんでしたが。
自作のプリントだけは配布しました。
このプリントの中の数値は適当でしたニヤニヤ

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毎年恒例になっています。

亀山高校 総合生活科でお茶の淹れ方教室をやりました。

亀山市のお茶農家の団体である亀山市茶業組合の取り組みの一環で4月にこちらの生徒さんに手摘みをしてもらったお茶をおいしく飲んでいただこうということで、もう数年以上やっています。

 

中日新聞の記事にしていただきました。

 

料理など毎日本格的に学習している生徒さんに教えるのですから責任を感じますし、ましてや亀山高校は私の母校でもあります。後輩たちに何を教えられるのかー目ということで亀山市茶業組合の初もみ研修の時に生徒たち自らが摘んだ新茶を淹れて、さらに夏に向かって冷茶の淹れ方を教える中でどんなお茶でもおいしく飲めるコツを伝授したつもりでした。

口直しのお菓子を食べながらのんびりやっていたのが最後5分で急に松岡修造メラメラみたいに熱い講義になってしまったので、ちょっと怖かったかもしれません。

白熱教室(古い!)ともいえるが・・・こ、怖い・・・

 

 

 

 

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