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1760年に生まれた葛飾北斎は90年の生涯に約3万点もの作品を残した浮世絵師です。歌川広重は景観描写に主眼が置かれていたのに対し 北斎は各宿場の生活や旅人に興味を注いで東海道を描きました。写真は1800年前後の作品 東京富士美術館所蔵の「関」です。この東海道の揃物には狂歌が添えられているのですが 関の絵にある狂歌の最後の二行に驚きました。

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「初とりの 音に関の戸も明てゆく」
関の戸の言葉に驚いただけでなく 「初とり」にびっくり。これは正に「服部」をもじっている言葉だと確信しました。 多分第6代目か7代目の服部吉右衛門と言葉を交わした北斎の姿を想像してしまいます。初とりの意味は美術館の方も知らないでしょう。ここだけの秘密です。

銘菓 関の戸  15個入り   850円~

519-1112
三重県亀山市関町中町387

0595-96-0008

9時~18時 出来上がりから売り切れまで

毎週木曜日定休

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